こんな質問を心の中でしていませんか?
昔から、「アルコール」のことを別名で「狂い水」といい敬遠されてきました。
自分の家族や親族、或いは友人知人の中にも「アルコール」が無くては生きられないほど、アルコールを飲むことから逃れられない人がいませんか?
一人で飲むお酒も良いでしょう。又家族と夕飯の時にテーブルで囲むお酒も良いものです。
友人と楽しく語り合えるお酒は最高でしょう。
でも、いつしかお酒が楽しいものから「愚痴」をこぼすために、そして、怒りや不安をぶちまけるためのお酒の場所に変わってしまうとしたら、お酒は「悲しい酒」になっていくでしょう。
常に不安状態となり前向きでなくなるので「うつ病」に進んでしまう場合が多くなります。
お酒がを飲んでいる人の気持ちを代弁はしてはくれませんね。
でも、その場で気持ちを紛らわせてはくれるのでしょうか?
そして、その怒りや不安は決して解決されて訳ではないです。
いつしか、お酒が無いといられない状況となってしまった時に、あなたはしっかりと「アルコール依存症」というレッテルを貼られることになります。
呼び名を、慢性アルコール中毒、略してアル中と呼ばれていたこともある。今でも通称「アル中」とも呼び名はありますね。
かつては、このような状態「アルコール依存症」という状態になってしまった場合、本人の意志が弱いからとか道徳観念や人間性が欠けているからという考え方で済まされて納得されてきたのです。
現在では、医学的にも精神疾患の一つとして治療を促す対象と考えられているのです。
飲酒が自分の意志でコントロールできなくなる症状を精神的依存、震顫妄想などの退薬症状(離脱症状、リバウンドともいう)を身体的依存と言い、アルコール依存に限らず他の様々な薬物依存症も同じような特徴があります。
日本の飲酒人口は約6,000万人程と言われているが、このうちアルコール依存症の患者は230万人程であると言われている。
飲酒者の26人に1人がアルコール依存症という計算になり、精神疾患の中でも罹患率が高く、各人の性格や意志にかかわらず誰でもかかる可能性がある病気であるとも言えます。
体格や女性ホルモンなどの要因から、男性よりも女性の方が少量の飲酒で依存症に陥ってしまう危険が高いそうなので気をつけてください。